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「運命の夜」講釈。

〆切前で忙しいはずなんですが、更新です。
…だって新しく買ったペンタブが不具合出してて、PCごとショップに預けてるんですもの。
こっちの安ノートじゃさすがに仕事にならないので、いい機会だから睡眠とったり、ニコ動のたまってたタイムシフトを消化したりすることに。

…でもすごいや。
まるで休日みたいなのに、全く休んだ気がしません。
忙しい時期に無理に休まされると、却って気疲れしますね。
…間に合うといいなあ…。
コアさんには迷惑かけっぱなしです。
お歳暮はちょっと奮発することに致します。

さて本題。
先日、うちのサークルのゲルさんから、やけにテンションの高いメールが。
「Fate Zero」読了とのこと。
面白かったそうで、何よりです。
自分の好きな作品を他の人も好きだと嬉しいですね。

そんなわけで「ブログでFateを語りなさい」とのお達しです。
あれ?ゼロのほうじゃなくて?
まあ今アニメのほうが超クオリティで放映中ですから、そっちは終わった頃に語ればいいでしょうから、
無印のほうにしておきます。
まだゲームのほうをやってない方にも、レビューとして見てもらえれば幸いです。
…ちょっとネタバレしますけども。




さ、いいでしょうか。
ネタバレいくない方は、そろそろお帰り頂いたことと思いますので、始めます。
まずは基礎知識。
日本の冬木市を舞台にした、五回目の聖杯戦争を描いた本作は、基本的に三本のシナリオからなっております。
選択肢分岐でどのシナリオにも進むことができますが、一本目をクリアしないと二本目が、二本目をクリアしないと三本目が選べないようになっておりますので、一本目から順に読まれることを前提にした構成です。

一本目が「stay night」。
セイバーことブリテン王アルトリア、一般に言うアーサー王の物語。
二本目が「unlimited blade works」。
第二ヒロイン凛の物語かと思いきや、アーチャーこと英霊エミヤ、主人公衛宮士郎の物語。
三本目が「heavens feel」。
聖杯戦争全体のネタバラシ兼、最後のヒロイン桜とイリヤの物語。
そして、衛宮士郎の、救いの物語。

ではまず一本目、セイバールートから紹介させて頂きます。
…いくら暇でも、三本同時に紹介すると疲れちゃいますからね。

とはいえ。
私もそれなりに型月大好きですが、既にみなさん熱く語られている以上の何かを持っているわけでもなく。
真正面から語ったところで、さして真新しいことを言えるわけでもありませんし。
なのでちょっと角度を変えて、こんな感じでFateを見てみようかと思います。
即ち。
この作品は結局、我々自身の抱える劣等感や後悔と、向き合うための物語です。

中二病患者が震え上がるほど格好良い設定も。
少年漫画オタクが泣き出すほどの熱いバトルも。
コミケが月一色に染まるほどの魅力的なキャラクターたちも。
それらは多分、「Fate」の本質じゃありません。

アーサー王始め、この世全ての英雄たちだって、みんなそれなりに後悔ややり残しを抱えて死んでいったはず。
だからこそ、「生前に叶えられなかった願いの達成の約束」なんていう一元的な縛りで、この作品のサーヴァントシステムが機能するわけで。
つまりは一凡人に過ぎない我々が後悔やらなにやら、色々抱えてるのも当然といえば当然です。

そういったマイナスの記憶を、「あの時ああしていれば」とかやり直しを願うんじゃなくて。
失敗も羞恥も苦悩も足掻きも、それら全部ひっくるめて、正しかったんだと認めること。
あの時失敗してしまったからこそ、経験になった。
辛い事を抱え込んで歩いたからこそ、少しは強くなれた。
その記憶を思い悩むからこそ、今の自分になれた。

そうやってひとつひとつを積み重ねてきた自分の歴史を、認めてあげることが、大事なんだと思います。
無限にやり直しをするだけの人生なんか、自分の尻尾を追っかけてぐるぐる回る、馬鹿な負け犬です。

昔の失敗に今も苦悩し、藻掻き苦しんだ記憶に今も赤くなること、その行為自体の肯定を促す物語。
それが、「Fate stay night」のテーマなんじゃないでしょうか。

きっとそれは当たり前のことなんですけど、意外と実践できない難題です。
それを、「俺もちょっと、頑張ってみようかな」と。
わずかな勇気のきっかけをくれる。
だから「Fate」は、こんなにも多くの人に愛されているんじゃないかと、私は思います。

…結局ベタな解釈になってしまいましたが、こんな感じでしょうか。
次回はおんなじ見地で「unlimited blade works」について論じたいと思います。
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No title

リクエストしたお題に応えていただき、ありがとです。
stay nightに限定せず、Zeroでもなんでも構わないというニュアンスで
お願いしたつもりだったのですが、説明不足でスミマセン。

Zeroでは、後のstay nightでメインとなるヒロイン達がことごとく
可哀想なまま、結末を迎えてしまうのですよね…。
彼女達が救われる姿を見たくて、stay nightをプレイするのも
アリかな、と思っています。

ネタバレを極力回避しつつ、各ルートの本質を語るという、
かなり難しいコラムになりそうで申し訳ないですが
たけまるさんならではの切り口に期待しています。
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