FC2ブログ

水没ピアノ。

…という小説がありました。
講談社ノベルズから刊行され、今は文庫のほうでも読めるようになってるんじゃないでしょうか。
作者は佐藤友哉さん。
講談社ノベルズが西尾維新さんや京極夏彦さんのような、「ライトノベル寄りのミステリ」を看板に掲げ始めてた時期に、そういった流れとは違う、大通りではなく裏路地の文芸を描く方でした。
西尾維新先生や乙一先生と(そして一緒に並べるのはどうかと思いますが私と)同世代の、いわゆる「90年代に青春の全てを消費した世代」です。

時に暗く、時に衝動的で、刹那の悦楽に走るかと思えば、過去からの自分に怯えたり。
不安定で陰惨な語りは、そういったものが喜ばれないであろうことを理解した上で書かれたもの。
自分にはライトでポップな小説は書けないけれども、それでも小説を書きたいんだ、というような、切なる叫びが好きで、私はこの方の本を買い集めました。

処女作「フリッカー式」を書いたのが19歳だそうで。
その後野間文芸文芸新人賞候補、三島由紀夫賞最年少受賞等の経歴を見ると、出自がライトノベルなだけで、どちらかというと大江健三郎系の、正統派な文学作家の傾向が強い方なのかもしれません。
最近は著作「デンデラ」が映画化されてたようですね。
…映画、最近みてないなあ…。

上記の「水没ピアノ」は、そんな佐藤先生の作品の中で、私が一番好きな一冊です。
今でも時々引っ張り出しては、何度も読み直してます。
形式は、複数主人公による一人称視点のミステリでしょうか。
暗いの大丈夫な方は、是非一読をお勧めします。




…って、違う。
あんまりにも雨が酷くて、つい現実逃避してしまいました。
ピアノなんか水没してませんが、昨夜は我が群馬県も、随分と酷い雨量で。
とりあえず市内数箇所の道路は、水没してたようです。
高崎市を環状に走ってる主要道とかは、特に水はけも悪くて低地を走ってるので、わりとよく冠水してしまうのですが…昨日の雨はちょっとそれどころじゃなかったようです。
そして我が家も。

私の自宅は、ちょっとした山の斜面に立ってるので、まさか水没とかないだろうとタカをくくってたのですが。
…雨量が多過ぎた所為か、山の斜面を一気に水が流れ落ちるようなことになってしまって。
夜中、雨音が何かおかしいな、と外に出てみれば、家の前はもうすでに、ちょっとした川になっておりました。
滔々と流れる濁流。
一緒に流れてゆく、そのへんの小枝やらペットボトルやら。
何かもう、いいや、なるようになれ、と、現実逃避を決め込んだ私は、そっとドアを閉じました。

さすがに床下浸水、とかにまでは至りませんでしたが。
翌朝。
気付けば外に出しっぱなしだった私のサンダルは、どこか遠くに流されてた後でした。

台風も、今夜以降が本番だそうで。
昨日の時点でコレですから、今日はどんな川になるのでしょうか、我が家の前は。
スポンサーサイト
デリヘルもソープもイメクラも気に入った子がきっと見つかる
超大型リニューアル中の大好評風俗情報サイト!
[PR]

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

高崎たけまる

Author:高崎たけまる
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR