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「本」のゆくさき。

はーい、今日はちょっとマトモなお話しますよー。
や、いくらエロマンガ家だからって、年中馬鹿なことばっか考えてるわけじゃありませんから。

さて、先日ふと面白い記事を拝見しました。
曰く、「電子書籍が紙媒体に劣る5つの問題点」。
私の解釈を加えて、簡単に紹介致しますね。

①読了へのプレッシャーがない点
確かに。
しおりを挟んでも、関係ない作業してる時とかにふと目に入って、「ああそうだ、アレ途中だったっけ」みたいなことは起こりませんよね。
読み終わってないものを強制的にポップアップで画面上に表示、とかっていうサービスがあったとしても、それはそれで逆にウザいですし。

②購入したものを一箇所にまとめられない点
私は基本的にアナログ人間なものですから、コレ読むまでイマイチ知らなかったのですが、購入した先ごとにわざわざフォルダ分けせざるを得ないとか。
言うなれば出版社ごとに勝手に本棚ができてしまう、みたいなことでしょうか。
作家さんごとに並び替えたり、もっと自分流に、最近のマイブーム順に並べたり、っていうのがしにくいっていうことなんでしょうね。

③余白への書き込みができない点
あー、わかるわかる。
古本屋とかで絶版本を購入したとき、元の持ち主が書き込んだ覚書きとかあると、テンション上がります。
この「余白への書き込み」って、実は書誌学的には物凄く重要でして。
昔、写本とかが中心だったころは、本の上のほうの書き込み(頭注)とか下のほうの書き込み(脚注)等も一緒に「本文」として書き写され、写本が進むに従って増えていく仕組みになってました。
活版印刷が普及した江戸時代でも、引き続きこれは本文の一部として、一緒に印刷されます。
「源氏物語」なんかでは、光源氏死後の10章分、いわゆる「宇治十帖」は、写本の過程で増えてしまった「脚注」の一種じゃないかとも言われています。
同人設定まで含めての作品文化、みたいな感じでしょうか。
本文研究に際しても、「この言葉は当時どういうニュアンスで使われてたのか」なんてことを考える時、非常に参考になる資料となってます。

こういうのがなくなってしまうっていうことは、その先作品が進化する可能性が、途切れてしまうんじゃないかと。
大げさかもしれませんが、ちょっと危機感を覚えます。

④価格が比較的高額設定な点
これは…大人なんだから数百円の違いだったら我慢できますけれども。
紙媒体の本が、数百円払って大事に扱えば、そのまま一生保管できることから考えると、確かに割高には感じますね。
まあ、それを保管する「場所代」っていうのを換算すると…逆に経済的なのかもしれませんが…。
うーん…何を第一に考え、何に価値を見出すかは人それぞれですから、何が経済的か、なんて議論はナンセンスなのかもしれませんね。
人はパンのみにて生きるにあらず。

⑤インテリアデザインにならない点
重要。
いつかお金ができたらアニメ「ROD」の読子ビルに住むのが夢の私としては、超重要。
そこいらじゅうに本が積んである風景だけで、正直私興奮します。
欲情します、と言い換えても可。
その人の部屋にどんな本が積んであるか。
コレって結構名刺代わりになるんじゃないかと思います。
どこかの馬鹿なインテリ気取りみたいに「こういう本を読むから犯罪に走る」等、幼稚なことを言う気はありませんが、内面と読むものって、かなり関連性が高いと思うのです。
…まあ単に、自分の好きな本を他人も読んでると知った時の嬉しさって、なかなかのものじゃないですか。
それも本人がわざわざ説明したわけじゃなくて、たまたま目に入った時とか、最高です。

以上の5点において、電子書籍は紙に勝てない、という論旨でしたが。
逆に言えば、この点を補える何らかの手段が構築されさえすれば、あえて紙媒体を必要とすることもなくなる、ということでもあるのでしょう。

この筆者の方は5点を挙げてらっしゃいましたが、これに限らず利点、欠点さまざまあるかと思われます。
当然です。
紙と電子情報は「違うもの」ですから、少々齟齬が生じてしかるべきです。

ただ、文字情報に限って言えば。
これほどに「価値・意味を劣化させずに複製、媒体変換が可能な芸術」は、他に類をみません。
「情報そのもの」が文学の本体であり、現代のこの電子化の流れの中、最も完全な形で生き残ることのできる文化である、ということの意味。
人類の進む先と寄り添うような形態での芸術だということ。

進化した文芸の姿を目にする日は、それほど遠くないのかもしれません。
そのときまでには、私の部屋にも、マトリックスみたいな仮想空間での読子ビルが建ってるといいなあ…。

あ、すいません、終わりです。
何のボケも笑いもありませんよ?
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