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ざわ・・・ざわ・・・

どうも高崎ですよ。
今月の告知というか何というか、特に私に何か得があるわけでもないんですが、まあそのお知らせ的なことを。

まずは夏コミについて。

落ちたようです。
以上。

…いやあ、今回は相方のゲルさんがはりきって「メイドインアビス」本描くんだ、と、そっちのジャンルで申し込んだそうなのですが…どうやら駄目だったようで。
私は私で、「じゃあせっかくだから何かオリジナル本でも描こうかな」とか思ってたのですが…ここ最近の家なき子状態ではそんな余裕もなさそうでしたし、まあしょうがないかな、と。
うん。
早めに引越ししたほうがいいかもしれませんね。

お知らせ二点目。
先の冬、近代麻雀誌上にて惜しまれながらもシリーズ最終回を迎えた「アカギ」。
そう、あの伝説の漫画です。
その最終巻の刊行に併せて、アカギ公式HPにて、竹書房さんにゆかりのある作家数百名が記念トリビュートイラストを制作しております。
その作家の中に何故か私も入っております。
大変恐縮かつ光栄なんですが、何故私が。
よくわかりませんが、ありがたいことです。
こちら、公式HPで常時閲覧できますし、公式のツイッターでもランダムで紹介していくとのこと。
最終巻発売の際には書店等でも告知用に使われるかも、とのことです。
よろしければご覧になってみて下さい。

や、ぶっちゃけ私のことより、あのアカギの最終巻です。
あの伝説の夜の行方です。
誌面であの最終回読んだ時、何だかわからない謎の涙が出たのを思い出します。
あれだけの死闘のエピローグが、逆にあんなにロマンチックに締まるのかと。

「アカギ」は私が学生の頃にはもう鷲巣編に入っていて、サークルのどなたかに勧められて一気に読んだのが最初でした。
オタク文化にもあんまり詳しくなかった当時、ああいう「大人の漫画」を目にして、「ああそうか、俺たち一生漫画と付き合っていっていいんだ」と、明確に自覚させられた作品でした。
正直、麻雀はルールはわかってるものの、ああいった駆け引きがさっぱり駄目な私は、実際にはほとんど打ったことがありません。
でも、そんなの全然関係なく魂を揺さぶる、「男の浪漫」と「美学」の漫画。
それこそきっと一生読んでいく漫画だと思っていました。

だから、もっと続きが読みたい、と思う気持ちはあります。
でも同じくらい、あの美しい最終回のアカギと鷲巣の言葉は、ここで終わるからこその余韻がある、とも思います。

その葛藤を抱えたまま、多分私はこの36冊を、一生何度も読み返すんでしょう。
その大事な36冊目です。
6月27日、皆様、忘れずに書店へ。


…って。
これ私の告知じゃありませんね。
別にいいですけど。
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高崎たけまる

Author:高崎たけまる
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