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今月の告知。

ええと、今月は色々あるので、お仕事、同人等もまとめて告知致します。

まずは新単行本発売。
7月30日
コアマガジンさんから
「エムエムマテリアル」です。

コアさんの前回の単行本では、時期的な問題で修正部位が過剰になってて不評でしたが、今回は幾分通常営業に戻っておりますので、前回ご不満の方も安心かと思います。
(私の単行本に限った話ではないかと思いますが)
各種特典の付くお店などもありますので、それらもいずれお店側の発表を待って告知致しますね。
よろしくお願い致します。

そして、その単行本作業に伴って、今月の「ばんがいち」さんは私の漫画の掲載はお休みです。
ネタはとっくに出来てるんですが、体が追いつかなくて申し訳ないです。
次は九月売りの号になりますので、そちらをお待ち頂けるようお願い致します。

それから、毎月出てますコアさんのコンビニ向け廉価コミックスですが。
今月売りの分に私の過去作が掲載されております。
よければそちらをお読み頂いて、面白かったら単行本のほうにも手を伸ばして頂ければと。

あと、最近すっかりお休みしたまんまの竹書房さんの方ですが。
ぼんやりした話で申し訳ないのですが、今月のどこかで芳林堂書店さんのどこかのお店で、竹さんの単行本サイン本フェア、みたいなのが行われるそうです。
そこで私のサイン本も販売されるとか何とか。
…いや、詳しくは知らないのですが、そんな依頼で随分前にサイン書いたな、と思い出しまして。
お近くにお住まいの方は、よければ探してみて下さい。
そして詳細を私に教えて頂ければ助かります。

最後に夏コミのお話。
ありがたいことに今回も受かってたそうです。
タ58aにて、お待ちしております。
今回は、試しに「艦これ」で描いてみることに致しました。
…相方のゲルさんが、DQも神羅万象もすっかり飽きてしまったもので。
とはいえ、夏前のお仕事の混み具合…ちゃんと本が出せるかどうか…。

ガンプラもなるべく我慢して頑張りますので、どうなったか乞うご期待です。
以上でしょうか。

7/27追記
各書店様の店舗特典についてお知らせ致します。
メロンブックス様、COMIC ZIN様にて、お買い上げの方に描き下ろしカラーイラストカードを配布して下さるそうです。
あと虎の穴様では、こちらも描き下ろし4p漫画のリーフレットを配布…するんじゃないかと思いますが、いまだに特に告知がないみたいですね。
ええと、多分配布するんじゃないかと思いますが、一応ご購入の際は確認頂いたほうがいいかと思います。

ふわっとした告知で申し訳ありませんが、よろしくお願い申し上げます。

7/29追記
虎の穴さん、特典の告知が出ましたね。
4p漫画のリーフレットを配布して下さいます。
こちら、単行本表紙にもなっております「あの子はマッドサイエンティスト♪」二作の後日談になっております。
主人公二人がその後どうなったのか、というお話を蛇足ながら描いてみましたので、よろしかったらお手に取って頂けたらと思います。
あ、勿論メロンさんやCOMIC ZINさんの特典も頑張って描きましたので、それぞれお好みのものをお買い上げ下さい。

…全部買って下さっても、一向に構いませんよ…?
(さすがに冗談です)
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「エムエムマテリアルズ」販促・蛇足

どうも高崎ですよ。
どうですか、ポケモンGO、やってますか?
…私は残念ながらやっておりません。
というかそもそもスマホ持ってませんし(ケータイに興味のない私、いまだにPHSです)、さらにそもそも、元ネタのポケモンをやったことがありません。

でもああいうの超興味ある…拡張現実って素敵…と夢見る私。
なのでゲーマーな我が妹にやってもらって情報を…と思ったのですが、妹は現在違うほうのGOこと「Fate Grand Order」に夢中なので「嫌です」「女神転生GOが出たらやってもいい」だそうで。
…女神転生GOって何だよ…そのへんに悪魔がうろうろしてるゲームってこと?話しかけるとマッカとか要求されるのかしら。
我が妹ながら変な子です。

さて。
先日表紙周りの解説を致しましたが、その際何故か表紙データが貼れないトラブル発生。
悔しかったので本日試しにアップしてみたら。
mmm-c.jpg

普通に出来ました。
…なんだったんでしょうか、あのアクシデントは。

まあいいです。
というわけで、こんな表紙まわりになっておりますよ。
手元にはモザイク修正前のデータしかなかったので、自前で規制を入れているものとなっておりますけれども。

そんなわけで、明日発売となります。
高崎たけまる最新刊「エムエムマテリアルズ」。
どうかよろしくお願い致します。

「エムエムマテリアルズ」販促その6

くっ…間に合わ…ない!
残念、最後の最後で、毎日更新失敗です。
…夕飯時に一緒に買ってきたガンダムエース読んでたらこんな時間ですよ。
いいですね、クロボン・DUST。
長谷川節がたまりません。
主役機も長谷川先生らしくマッシブで、まさにクロスボーンガンダムの名を継ぐにふさわしい格好良さです。
圧倒的キャラクター性。
カラー扉絵の存在感は、まさに失禁モノです。
バンダイ様は早いところ、ファントムと共にガンプラの発売を急ぐべきです。

新主役MS・アンカーはクロスボーンを軸に使った機体なのはわかりましたが…しかしこれ、何号機なんでしょうかね。
X-1は木星で大破、X-3はディビニダドと一緒に爆散が確認されてますよね。
キンケドゥさんにコクピット周辺だけ破壊されたX-2のジャンクか、もしくはゴースト後にトビアが中破のX-0を放棄したとかでしょうか。
予備の機体もパーツももうない、とのことでしたから、このあたりという推理が妥当かと思われます。
簡易生産版のフリントのパーツ、という可能性もありますが、フリントに開口、放熱による強化機能があったという描写はなかったので、こちらの線は薄いんじゃないでしょうか。

…って、
間違えた!
私の単行本の告知、販促をするはずだったのに。

ではさすがにそろそろ、本題に入りたいと思います。
本日はまず、表紙周りのお話を致しましょう。
その表紙がこちら。
…と思ったのですが、何故か表紙のデータがアップロードできません…。
今日は何だか色々不手際だらけですみません。
仕方がないので、表紙イラスト自体は後日のアップか、もしくはさすがにそろそろ方々の通販サイトで見られるようになってるので、そちらをご確認頂ければと思います。
申し訳ありません。

オモテ表紙は、「あの子はマッドサイエンティスト♪」の二人。
見えてもモザイクで隠すから大丈夫だよ、とのことでしたので、どうせだからほぼ全裸にしたのですが、逆に何か地味になってしまったでしょうか。
髪の毛とか、もう少し彩度の高い色で塗るべきだったかなー、などと発売前から色々反省する点はあるのですが、まあ二人が仲良しに見えるイラストになったので良しとしております。

そんな反省をしながらでしたので、ウラ表紙はやや彩度の高い髪の毛のお三方。
収録作の中でも特にSっ気の強い三人をチョイス致しました。
右上から順に「こっくりさん」「あなたのために」「競泳水着」の♀主人公となっております。
真ん中の子が、コアさんの前単行本「イバラヒメ」の表紙に似た構図になってしまったのが反省点でしょうか。
今後もどうせこっち系の漫画を描いてゆくんでしょうから、「椅子の上で偉そうにふんぞり返る女の子」というポーズのバリエーション獲得は必須なのかもしれませんね。

折り返しイラストは、オモテ側が「こっくりさん」です。
机の上のコインまで丁寧に描いたんですが…潰れちゃいましたね。

ウラ側折り返しが収録作の男の娘三人組です。
ちょうどちんちんの上に帯が乗っかって、肝心なところが見えないようになる、というギミックの予定でした。
帯をどかしてみたら「何だよ男かよ!」っていうのをやりたかったのですが…表紙まわりは結構がっつり大きめのモザイクがかかってしまうみたいで、結果何だかよくわからないことに。
残念。

表紙まわりは以上でしょうか。
続いて中身の描き下ろしページについて。
残念ながら今回はページの都合上後日談等の描き下ろしページは入りませんでした。
なのでせめてあとがきページの数枚だけは漫画調の描き下ろしを。
それからいつもはただのらくがきだけなカバー下も、きちんと漫画を描いておきました。
こちらは「オタサーの姫?」の後日談になります。
お買い上げ頂いてお楽しみ下さると嬉しいです。

こんなところでしょうか。
何だかしまらない感じですが、これにて販促兼解説は全ておしまいになります。
以降はまた、いつものペースで呑気に、エロマンガとは何の関係もない徒然を書きなぐるだけの場所に戻るかと思います。

それではくどいようですが、
7月30日
コアマガジン様より
高崎たけまる最新刊
「エムエムマテリアルズ」発売です。

どうかひとつ、よろしくお願い致します。

「エムエムマテリアルズ」販促その5

どうも高崎ですよ。
今日も今日とて販促兼解説です。
謎の義務感で毎日更新、どうやらあと少しで走りきれそうです。

では参りましょう。
本日の一本目、「桜色キャンバス」です。
mmm-ch8.jpg
今回の単行本の中では、わりと異色な感じなのでしょうか。
たまには正統派なラブコメっぽいのを描いてみたくなったのですよ。
…いや、ぶっちゃけ私の漫画の作風にはあんまり合わないのかもしれませんけど。
絵の上手い作家さんが雰囲気で読ませるタイプの漫画描いてるの見ると、いいなあ、アレやりたいなあ、って思ってしまうのですよ、私も。

内容は、部員一人の美術部に、新入生の女の子が見学にやってきて、絵は描けないけど部員になるお話。
ベタっぽいけど、こういうのなんか青春っぽいなあ、と。

私も実は、中学校、高校と美術部に関わっておりました。
…が、あんまり楽しい思い出はないのですよ。
いや、仲間や先輩とは楽しくやってましたけど…主に大人が問題で。
駄目な大人が顧問とかやるものじゃないな、とつくづく呆れて、高校ではわりとすぐに辞めてしまった、残念な思い出でした。
…そんな残念な青春を何とかしたい一心もあって、こういう雰囲気系漫画をたまに描くのですよ。

プレイ内容はややロリ寄りな女の子をやや乱暴に、といった感じでしょうか。
最近何故か「男の娘」っぽい男子を描くことが多いので、そういうのとの棲み分け、描き分けが大事ですね。

さてお次。
「♂♀(オスメス)」です。
mmm-ch9.jpg
こちらも、もう十年かそれ以上昔の作品なので、当然当時の設定資料なんか残ってません。
なのでまた描き下ろしです。
…改めて描こうとしてみると、右の娘、茜さんの髪型がマジでどうなってんのかわからなくて困りました。

内容は、実はフタナリな女の子、親友の女の子に密かな恋心を抱いているけど、当の彼女は…というお話。

上記の茜さんの心理がわりとややこしいので、これもしかしたら男キャラ視点で描いてあげたほうが、客観的に描写できて正解だったのかもしれません。
…いやまあ、そこだけじゃなくて絵やら台詞回しやら画面構成やら、もう何もかも直したいところだらけで頭を抱えたのですが…言い出したらマジで全部描き直してしまいかねないので、ここは恥ずかしいのを我慢して、一切手を入れないことに決めました。

見てください、この、まだ「メガストアH」の穴埋め作家からようやく現在の編集部で普通に使ってもらえるようになったばかりの頃の高崎を。
ヘッタクソです…が、私は好きです。
今も当然一生懸命ですが、当時はそれに輪をかけて必死で漫画を描いてた記憶がありますから。
この頃たくさん悩んで、頑張って、という経験があるから、私も十年漫画家やってこれたんだな、と思えますから。
(何だろう…この言い方だと私もう死ぬみたいですね)

…まあ、そんな自己満足をお客様に押し付けるのもアレなので、高崎がフタナリものとか女装男子ものとか描き始めた、最初期の漫画としてお楽しみ頂ければと思います。

プレイ内容は、女の子×フタナリ女の子×男子の3Pです。
男女が二人してフタナリ女子を責める感じの構成ですので、何とか面白く見せようと四苦八苦してカメラアングルを工夫する若き高崎先生の頑張りを、生暖かく見守ってあげて下さい。

さて。
これで収録作品に関しては、全て解説を終えました。
次回は表紙まわり等、描き下ろし部分に関しての解説になるかと思います。

それでは、また明日か明後日にー。

「エムエムマテリアルズ」販促その4

はいどうも、高崎ですよ。

単行本発売まで、もう一週間をきりましたね。
毎度のことなのですが、発売前、発売直後は不安でたまりません。
昔は気にして、色々書店に見に行ったりしてたものですが、大体扱いは悪いほうなので、無駄に傷つかないように最近はあまり見ないようにしております。
そういう意味では、昨年の竹さんのように、発売予定凍結→いつの間にか発売、という形のほうが、ストレスがなくていいのかもしれませんね。
…収入の予定が立たなくて、経済的にストレスが生まれますが。

ま、そんなことより。
今日もはりきって販促兼解説のほう、して参りたいと思います。

ではまず本日の一本目、「それゆけ!世界制服部!」です。
mmm-ch6.jpg
大昔に描いたもの、しかも単行本収録はされない予定だったものなので、当然ながら当時の設定イラストなどというものは現存しておりません。
なのでこのイラストはこの企画のための描き下ろしです。
せっかくですので、当時この子に着せようと考えてて果たせなかった衣装の設定も描き足しておきました。
E●Aのプラグスーツは、さすがに露骨にネタが伝わり易すぎるので、逆に良くなかろうと。
怪獣のきぐるみは、デカいので邪魔かな、という理由で没になってました。
怪獣デザインは、当時はもっとガ●ャピンっぽい感じでしたが、ちょうど庵野監督のゴジラが上映ということで、若干そっちに寄せた雰囲気にリデザインです。

さてそんな内容は、コスプレ女子を愛でるだけの部(同好会?)が、衣装映えしそうな女の子を勧誘するお話。
今風に言えば「姫扱いするからうちのオタサー入ってよ」ってことでしょうか。
同じく今回の単行本収録の「オタサーの姫?」よりも、それっぽいかもしれません。

あ、ちょっと気を付けて読んで頂けばわかるかと思いますが、本作、雑誌掲載当時は巻頭カラーでした。
その所為で「単行本一冊にカラー三本というのはムリですねえ」と、毎回収録されず、今に至っていたというわけで。
じゃあもういっそモノクロで収録してあげたらいいじゃん、という逆転の発想で、ようやく今回収録と相成ったわけであります。

閑話休題。
プレイ内容は、がっつきがちな男子たちによる複数プレイ。
当時(7~8年前でしょうか)は、まだあんまり複数プレイって描いたことがなかったので、凄く大変だった記憶があります。
最後、18~19ページ目の見開きあたりではもう力尽きていたのが今見ると明白だったので、ここだけは差し替えて描き下ろしてあります。
古い原稿は、気にしだすと無限の修正に陥る危険があるので、割り切って手を入れないようにしているんですが…まあ。

そして二本目、先程も話題に挙げました「オタサーの姫?」です。
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内容は、作中アニメ「ピュア☆ニマ」を愛好するオタクサークルの面々に、しれっと混ざってる留学生の金髪娘のお話です。
普通の「オタサーの姫」だと、
姫←(信仰)男子
という構造になるかと思うのですが、ここではちょっと違って、
アニメ「ピュア☆ニマ」←(信仰)男子+♀主人公
という形。
姫というよりは、ただのガチオタですね。

ここで登場させた作中作「突撃(チャージ)!ピュア☆ニマ」は、軽く1シリーズ作れるくらい細かく設定作っております。
というのも、こういう不思議魔法少女衣装って、かなりきちんと設定しておかないと、角度によって矛盾が出たりしますし。
作品のことを喋るキャラクターにも、「そういうものが存在する」という全体があって喋らせたほうが、すんなり台詞になるんじゃないかな、と。

勿論、この「ピュア☆ニマ」、元ネタはあのニチアサの物理系魔法少女戦隊です。
が、私、あのアニメ、ほとんど見たことがありません。
「ハートキャッチ」の頃、作画のスタッフが元々好きだったという理由でぽつぽつ見てたくらいです。
なので、同じニチアサの戦隊ヒーローの定番の展開をイメージして、シリーズ構成を考えておりました。
戦隊ヒーローのほうは、割と詳しいクチですので、私。

プレイ内容は、コスプレのなりきりプレイ。
敵怪人に凌辱されるヒロインを妄想しながら…というとイメクラっぽいでしょうか。
大体あってるかと思います。
これもまた、屈折したSMなのかもしれません。
アブノーマルプレイは奥が深いです。
複数プレイを描くのも、7~8年前から比べると随分慣れました。
構図とかも見やすいように、多少は工夫しているとつもりです。
せっかくですので両者見比べて、この長年の高崎の成長っぷりをお楽しみ下さい。
…「そんなに変わってないな」と思われたら悲しいですが。

さて。
本日はこのくらいでしょうか。
それではまた明日。
もしくは明後日くらいに。
続きます。

「エムエムマテリアルズ」販促その3

はいどうも、続きです。
ここのところは毎日更新できておりますね。
発売日までに間に合ってればいいつもりでしたので、別に毎日更新する必要はないのですが…。
今やってるコンテ作業が、ちょっとなかなかの難産でして。
ちょっとした現実逃避の一環なのですよ。

では始めましょう。
今日の一本目は「サカリミコ」。
mmm-ch4.jpg
ケモミミものというジャンルらしいですね。
内容は石碑に封じられてた「サカリネコ」なる怪異が巫女なお姉さんにとり憑いて、というお話。
獣耳と巫女服の相性の良さは異常ですね。
そのうちまた他の動物で描いてみたいものです。
ウサギ巫女とか。

既刊に収録されてるトイレの花子さんネタとかの時もそうでしたが、怪談ものが題材になると私、どうもプロットを凝る傾向があるようです。
一つの怪談に添ってお話を展開させるだけじゃなくて、もう一ひねりできないかな、と無駄な画策をするようで。
元々怪談とかホラーとか大好きで、作画作業中とかもいつもニコニコ動画の怪談朗読とか聞いてるからでしょうか。
自分で怪を語るなら、少しでも面白くしてやりたくて。
…や、別に他の題材は面白くなくても構わないとか思ってるわけではありませんが。

プレイとしては姉×弟の禁断の交わり。
でもあんまりそういうのは意識せず、年上の可愛い女の子とのらぶらぶな感じが出せたらいいかなと。

さてお次。
「オトナのこっくりさん」です。
mmm-ch5.jpg
こちらもまたケモミミ系。
ネコに対してキツネです。
こっくりさんと言えばお稲荷様、神社にゆかりのあるキャラクター性なのですが、一年位前に上のネコ巫女をやってしまったばかりだったものですから、別の衣装を考えねばならず。
結局、他の女の子たちとおんなじ制服で、しれっと混ざってるのが面白いかな、と。
怪談でもよくあるじゃないですか、何か一人多い気がするけど、誰が多いのかわからない、みたいなの。

それでも他のキャラたちとの差別化のため、一人だけタイツを履かせておりました。
季節的にはやや蒸し暑いかとは思いましたが(掲載当時五月中旬)。
せっかくなのでフェチっぽさを出せないかと、トーン作業時にグラデーションを細かく切り返して密着したみっちり感とか出せないかな、とか考えたのですが…ううむ。
どうにもなりませんでしたね。

このお話では、モブの女の子たちのキャラが立ってしまって逆に大変でした。
収拾つかなくなるんじゃないかと。
作画的にも大変でしたね。
個性が強いので、メインヒロインに準じてちゃんと作画に気合を入れたので。

プレイは、だいぶ特殊なスタイルでした。
こっくりさんのオカルトパワーで、普通はありえないシチュエーションでの羞恥プレイ。
訓練されたM男子なら、こういうのも興奮するものなんでしょうか。
描いておいてナンですが、よくわかりません。
今まで描いたことのないパターンのプレイ、という意味では楽しく描けて良かったのですが。

さて。
本日はこんなところでしょうか。
高崎は明日もまた更新することが出来るのでしょうか。
別にしなくてもいいんですけど。

それではー。

「エムエムマテリアルズ」販促その2

どうも昨日ぶりです。
高崎ですよ。
そんなわけで今日もまた、単行本の販促兼解説をやって参りますよ。
別段誰に求められているわけでもありませんが、ブログ始めた頃からやっているので一応。

では本日一本目は「おしおき競泳水着」。
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…タイトル名、もうちょっとどうにかならなかったのか、と、わりと今でも思います。
連日の修羅場徹夜明け、やっと原稿が完成したと思ったら、「…ああそうだ、タイトル考えてないじゃん…」ということが、この時期結構ありました。
昔からタイトル考えるのは苦手なので、そのうち考えよ、と放置しているうちに〆切が来てしまうのですよ。
逆に、わりとムチャクチャなネタ考えても、意外と20ページに収めるように構成するのは得意なので、今度は先にタイトルだけ考えて、お話をソレに合わせる、なんてのもやってみたらいいのかもしれませんね。

閑話休題。
内容は高崎漫画によくある、ドS女子×ドM男子×女装、の組み合わせ。
…いや、だって責められてあんあん言うM男子が、毛むくじゃらのマッチョとかだったら、いくら女の子が可愛くてもあんまり読む気にはなれないかなって。
そんなわけでよくあるパターンができてしまうのは、仕方ないのですよ。
バリエーションが出したかったら他のジャンルを描けばいいんでしょうけども…何故か複数出したプロットでも、こういうのが採用されてしまうもので…もうそういうものなのかもしれません。
私の人生って。

水着にしたのは、かっちり女装しながらも明確に♂主人公が興奮してるのが女の子に伝わって、一層恥ずかしいかな、と。
「女の子になりたい男子」というのも、実は私の漫画だとあまりいないタイプかもしれません。
なんだかんだ言っても、どんなに責められてあんあん言ってても、「男子として」の考え方が根底にあるものですし。
なので、この彼の場合、一人称の考え方がわりと難しかったのを覚えております。

♀主人公のほうは、Sというか明確に「好きな人を犯したい」という欲望が前に出ている子ですね。
肉食系というか、男子系女子というべきでしょうか。
そういえばタイトルにもなってる競泳水着、本来はこの子の持ち物のはずなのに、作中一回も着てません。
どうせならプールの中での水中プレイとかも面白かったかもしれませんね。

さてお次。
「あなたのためにできること」。
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タイトルは、天竺浪人先生の漫画にありそうな感じかも?と思いながらつけてました。
…特に調べてないですけど、ほんとにあったらごめんなさい。

内容は、ドSな女の子の視点による、「愛している、とはどういうことか」という定義のお話。
ドSらしく滅茶苦茶な暴論ですが、まあ程度の差はあれども、こういうものなんじゃないかな、と私も思います。
あなたは私のためにどれだけのことが出来るの?
もしくは私はあなたのためにどれだけのことをする覚悟があるの?
ということ。
…勿論、良識の範囲内で。

♂主人公は♀主人公に、「男」として見てもらうために「男」としての人生を踏み外しましたが、ここの描写、最初はマジで手術済みの体にしてしまおうかとも思ってました。
でもさすがに体にメスが入っちゃうと取り返しつかないし、読み手が何に感情移入して読んだらいいのか困惑するでしょう、と冷静な自分(と担当さん)のツッコミが入り、まあ女装まででしょう、という形に落ち着きました。
楽しく読めないと仕方ありませんからね。

ところで♂主人公はともかく、女の子のほうは一体何を「してあげた」のか、という点ですが。
ここは、一人の成人男性の人生を台無しにした責任を負う覚悟をした、ということでひとつ納得してもらえませんでしょうか。
彼女に言わせれば「はあ?貴方のこと好きになってあげたじゃない。それ以上何を望むの?図々しいわね」とか誤魔化されそうですが。

では本日はこんなところでしょうか。
次回も引き続き販促活動して参りたいと思いますよ。
それではまた明日か明後日くらいにー。

…発売日までに諸々解説は終わらせておきたいのですよ。

「エムエムマテリアルズ」販促その1

はいどうも。
単行本が発売されるたびに、毎回恒例になっております、収録作等単行本の裏話のコーナーでございます。
こういうものって単行本のおまけページとかに入れておくべきなのかもしれませんが、そこはまあ、ページ単価ですとか歩留りのこととか考えると、なかなか本体には収録しにくいものでして。
…売れてる作家さんですと、ばーっと大量に刷って細かい数字は気にならなくなる売り上げがあるんでしょうけれども…そこは所詮高崎たけまるですから。

そんなわけで、これから発売日に向けて何回か続けて、この販促兼解説的な話題をさせていただきましょう。

ではまず収録順に、「あの子はマッドサイエンティスト♪」前後編から参りましょう。
mmm-ch1-1re.jpg
無印の「あの子は~」は、校内というか地域一体で有名なマッドな科学者少女に拉致されて、新薬の実験台にされる♂、というお話。
ドMホイホイな漫画の多い今回の単行本の中でも代表的な一本ですね。
ここでいう「科学」は、きちんと化学や生物学、物理学、機械工学など、きちんとした細かい分野の先端にあるスペシャリストを指すのではなく、「Dr.ス○ンプ」や「キ○レツ大百科」など、昭和の漫画における大雑把な「科学者」です。
なので怪ロボットも謎生物も、不思議薬品も、インスピレーションのままに発明致します。
迷惑なことに。

なので、欲を言えばもう何本か続けて、謎ロボットや謎触手を発明する展開とかもできたらよかったかもしれません。
ドクターマ○リトみたいなライバルキャラが出てきてもよかったかもしれません。
…いずれにしても被害に遭うのは、この♂主人公氏なのでしょうけれども。

プレイ内容としては、拘束されてちんちんに色々される、というM男子向けプレイ。
多分当人が発明したと思われるロボットアームの活躍で、恥ずかしい拘束がお手軽にできてしまうのもいい所です(?)。

さてお次。
「あの子は~えくすとら」です。
mmm-ch1-2.jpg
前回のネタの続きを、ということで無理矢理捻り出した回でした。
全く別の発明に逃げるんじゃなくて、あの薬品系の延長で、というコンセプトでしたので、非常に悩みながら出した答えが「TSもの」。
所謂「女体化もの」というジャンルでした。
幸いこの作品の♂主人公、わりと女々しい系男子でしたから、言葉遣いとかもそのままで女の子に変身しても違和感なくて助かりました。
ちっちゃいちんちんが残ったまま、という展開は、本当は「クスリの効き目が遅い」という一幕が欲しかった名残りです。
元々は、「女体化した♂主人公を伴って、女子の制服を着せて校内でーと」という流れを入れ、♂主人公には羞恥プレイ、♀主人公には、意外と女の子らしくデートに浮かれてしまう一面を、とか画策してたのですが…ページ数が全く足りず。
仕方ないのでそのまま後半の展開とつないだらアラ不思議。
TSものというよりもフタナリものに早変わりです。
…どうしてこうなった。

ですが。
女の子にされて、女の子から犯される、っていうシチュエーションって、実はM男子的にはかなりクる展開なのかな、と、描きながら気がついたものでした。
男の尊厳を台無しにする、ってのもまた、精神的なSプレイなのかな、と思えたのは、このお話からの収穫でした。

…?
…収穫…なんでしょうか…?

さいごにおまけ。
mmm-ch1-3.jpg
アシさんに指示出す時に使った、怪ロボット等発明品の設定です。
ロボットは、赤い一本ツノのヤツが司令機。
ユーザーは赤いのに大雑把な命令を出しておくと、彼が自分で考えて緑の量産機に個別の詳細な作業を指示します。
二本ツノの機体は戦闘特化。
「ハリケーン・ナントカー」という音声と共に、頭から突撃します。
トサカの機体は防衛特化。
攻めて来た的に対し、頭のトサカを飛ばして応戦します。
赤と銀のカラーリング。

…別にモチーフとかはありませんよ?

それ以下の謎生命体等は、背景に描くならこんなのを、という参考に。
が、その時期バージェスモンスターのキモ可愛さにハマったアシさん、そればっか描いてきて、背景の標本等が大変キモいことに。
まあ面白いからいいですけど。

さて本日はこんなところでしょうか。
解説は次回に続きます。
また明日か明後日くらいにー。

静岡の「ラ!」

どうも高崎ですよ。

また随分放置してた気がしますね。
仕事ばっかりしてて、さっぱりプラモが作れません。
や、働き口があるのは幸せなことですけども。

さて、そんなやや慌ただしい中、夏の新番が始まりましたね。
春から引き続きチェックしてるものもありますが、何と言ってもこの夏の台風の目は「ラブライブ!」の続編でしょうか。
三期と言うべきか実質新シリーズ一期目と言うべきかわかりませんが、毎週楽しみにしております。

今シリーズは東京は秋葉原を離れ、静岡県は沼津が舞台だそうで。
μ‘sとは別のスクールアイドルたちが主人公です。
音の木坂出身の莉子さんが、ピアノやってるのに西木野さんを知らないみたいなので、前作から三年くらいは経過してる設定なんでしょうか。

あれだけ圧倒的な存在感のあるメンバーから離れて、上手いこと成立するのか、やや心配しておりましたが、現在2話まで視聴したところ、概ね完璧なスタートなんじゃないかな、と思っております。
新たな主人公たちも、旧作に負けず劣らずキャラの強いメンバーが揃っているようで、面白くなりそうですし。
ストーリー的にも、(失礼な言い方ですが)片田舎からμ‘sに次ぐグループが花開くのかと思うとわくわくします。

この新たなスクールアイドル「Aqours(アクア)」、2話現在の私の印象は。
千歌…みかん
曜…良い子
莉子…ちょろ可愛い

花丸…ずら?
ルビィ…小動物
善子…にこにー枠

ダイヤ…ぽんこつ
果南…海に生きる不登校
鞠莉…謎のセクシーBGM

といったところでしょうか。

高崎的には今のところ、曜さん、ダイヤさん、善子さんあたりが気になる感じです。
後者二人は面白要因として何かやらかしてくれる期待込みですが。

作中要所要所に前作の楽曲を挿入してくる演出は、視聴者的にはグッときますし、作品世界の中でも「μ‘s」がどれだけのカリスマだったかを効果的に表していて、見事です。
いずれ、今の新メンバーのμ‘s楽曲のカバーとか出して頂きたいものですね。

前作も勿論視聴しておりましたが、当時は私、市場にほとんどお金を落としておりませんでした。
なので、いわゆる「ラブライバー」ではなかったのでしょう。
(そういう意味ではアイマスPとしてはそこそこ優秀でした、私)
今回はきちんとお金を落とす、正しいラブライバーになれたらいいな、と思っております。

ただ。
新シリーズタイトル「ラブライブ!サンシャイン!!」を目にした瞬間から。
悪魔超人の「サンシャイン」をセンターに、悪魔六騎士や悪魔将軍、バッファローマンたちがアイドル衣装で踊り狂う絵が頭に浮かんで仕方がないのですよ。
「Hey、Start Dash!」って。
あの振り付けで。
プロフィール

高崎たけまる

Author:高崎たけまる
成人向け漫画家です。
お仕事の依頼はこちらから

kuragedamasii@yahoo.co.jp

手が空いてる限り対応致します。

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